こんにちは。
今回も引き続き「意志力」に関係のある心理や行動について、お話します。
僕はお酒を飲んだり甘いものを食べ始めると、「もういいや」と思ってしまい(リミッターが外れる)、暴飲暴食してしまうことが多々あります。
そして、食べた直後は満足感があるんですけど、しばらくして自己嫌悪に陥ります笑。
僕は意志力が弱いんだ、、、
ずっとそう思っていました。でも、違っていました。(まぁ意志力は弱いと思いますけど、、😂)
科学的には、「自然な行動をしていただけ」だったんですよね。
身体や心理は嘘がつけないんです
正しい知識を身につけて、行動していければ、意志力は鍛えることができます。
頑張っていきましょうっ
こんな人にオススメ
- 暴飲暴食をしてしまう
- 失敗の原因が自分のせい(意志力が弱い)だと思っている
- ストレス解消だから仕方ないと思っている
今回も『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室|ケリー・マクゴニガル=監修(大和書房)』を参考にしました。
スタンフォード大学の心理学者の見解なので、説得力が違います。
失敗だと思っていた僕の行動のほとんどが、科学的な視点から見ると「自然な行動」だったと知ることができました。
特に「どうにでもなれ効果」というのは、まさに僕が陥っていた行動(心理)で、衝撃を受けました。
そこで、今回はこの「どうにでもなれ効果」について触れていきたいと思います。
正しいストレス解消法についても書いてます
ぜひ、興味がある方は最後まで読んでみて下さい〜
「どうにでもなれ」が挫折につながる
意志力にとってひとつの脅威が「どうにでもなれ」とやけになってしまうことです。
ストレスを感じると脳は誘惑に負けやすくなり、禁煙や禁酒、ダイエットなどを破ってしまう恐れが高くなります。
例えば、ダイエット中の人がケーキをひと口食べただけで落ち込んでしまい、「もうダイエットなんかムダ」とあきらめてしまうこと。
誘惑に負けた後ろめたさで、もっとダメになりたくなるのです。
僕は完全にこれでした
甘い物を食べないと決心 → 我慢できず(ストレスを感じ)、ひと口食べてしまった → どうでもいいや🙌 → 2つ3つ食べてしまう
よく考えれてみると、「どうにでもなれ効果」からの、2つ3つ食べるという行為がダメですよね笑。
ひと口食べる ≠ 2つ3つ食べる(全然同じじゃないですよね😂)
ひと口食べる=ゲームオーバーと思いがちですが、そんなことはないです。
では、どうすれば良いのか。
それは、自分を許し、失敗を繰り返さない方法を考えること。
ちょっとつまずいたからといって、すぐに大きな失敗につながるわけではありません。
危険なのは、最初につまずいたときに自分を恥じて後ろめたく思い、希望をなくすことです。
失敗したら、失敗した自分を許しましょう。
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ストレスを感じる → 不安をまぎらわす(ドーパミンが盛んに分泌され、脳が報酬を求める) → どんな誘惑も魅力的に感じてしまう(甘いのもの、酒、ギャンブル)
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脳でそう感じてしまうのです。仕方のないことなんです。
だからこそ、「どうにでもなれ効果」という存在をまず知ることが大事です。
僕の最近の考え方はこうです。
(ストレスから甘いものに手を出し、ひとつのつもりが2つ目に、、、)
「今、どうにでもなれ効果で、2つ目を食べているんだよなぁ」
「この2つ目って、不安を解消するためなんだよなぁ」
「この不安って、自分を責めてることが原因なんだよなぁ」
「よし、自分を許そ。違うことで不安を解消しよ。」
結果的に3つ目を食べない、、、。そんな感じです。
すごく分かりづらい例で申し訳ないのですが、とにかく「『どうにでもなれ効果』の存在を認めて、自分を許そうよ」ということです。
「意志力が弱いからじゃないんだよ」って自分に言ってあげて下さいね。
自己批判は逆効果
失敗した時、自分にどんな言葉を投げかけていますか。
「どうにでもなれ」「どうせ変われないんだ」
これらの言葉はストレスを増やし、さらに破壊的な行動を引き起こします。
僕たちは自己コントロールには自己批判こそ不可欠だと思いがちです。
しかし驚いたことに、罪悪感を抱くより、自分を許すほうが責任感が増します。
著書の中で、おもしろい実験例があったので紹介します。
<ダイエットを破った女性を集めた実験>
①なぐさめた場合
👵(試験管):あまり厳しくしないで
直後の実験で、お菓子を28gしか食べなかった(キスチョコ6個分)
②何も言わなかった場合
👵(試験管):では実験を始めます
直後の実験で、お菓子を70gも食べてしまった(①の2.5倍)
この結果から、なぐさめ言葉で「どうにでもなれ効果」が緩和されたのです。
自分を許してあげましょう
自分を許すことで、失敗から立ち直ることができます。
僕的には、自分を許すこと(その失敗も含めた自分を認めること)で、失敗の経験から学ぶことができると思うんです。
自分を許せない=認めないは、心のどこかで「こんなはずじゃない」と自分を受け入れていないからではないでしょうか。
言ってしまえば、”頑固”です。
僕もそうでした
自分を許すことは、”甘え”ではありません。
自分の非を認めることに近いです
まずは、失敗を含めた自分を認めることから始まります。
それができた時、失敗の経験から学ぶことができるし、他人のアドバイスにも耳を貸せるようになれます。
「自分に優しく、他人にも優しく」😁
効果的なストレス解消法
これまで
- 「どうにでもなれ効果」が起きることは自然なこと
- 自分を許して、ストレスを増やさないようにしよう
そう言ってきました
でも、完全にストレスを無くすことは無理ですよね。
(ストレスって全て悪いわけじゃなくて、良い面もあるので使い方しだい、、、、的なことをどこかで聞いたことが、、、、、また勉強しておきます😂)
そこで、ストレス解消法についてお伝えします。
僕はこの本を読んで、初めて効果的なストレス解消法と効果が低いストレス解消法があると知りました。
⭕️効果的なストレス解消法
例)エクササイズ、スポーツをする、読書や音楽を楽しむ、家族と過ごす
❎効果が低いストレス解消法
例)ギャンブルやタバコ、お酒、やけ食い、テレビゲーム
大きな違いはなんだと思いますか
それは、脳内物質の違いです。
⭕️効果的なストレス解消法では、セロトニンなどの気分を高揚させる脳内物質や、オキシトシンなどの気分をよくするホルモンを活性化します。
❎効果が低いストレス解消法は、ドーパミンの放出によって報酬を期待させます。
- 運動した後の爽快感や音楽を楽しんでリラクゼーション効果を感じる
- やけ食いやゲームをしまくる
どちらも「幸せ」に感じると思います
でも、後者の場合「限界」がないのです。
例えば「お金を稼ぐこと」もドーパミンによる報酬なんです。
だから、稼いでも稼いでも「もっともっと」となるんです。
それに比べて、お金が少なくても「家族」「何気ない日常」を楽しむことができます。(これは、セロトニンやオキシトシンなどによる)
話が少し逸れましたが、要するに、ドーパミンを求めるストレス解消法ではキリがないということです。
僕でいうと、ストレス発散目的で飲酒ややけ食いするのは良くないということですね。
ストレス発散だから大丈夫(正しい)と勘違いしてしまうので、、、。
あくまで、「自分が好きだから飲んでいる」でいいのかなと、、、😂(これも自分を許す、非を認める笑
ということで、今度ストレスを感じて息抜きしようと思ったときは、筋トレしましょう。💪
まとめ
- 「どうにでもなれ効果」の存在を知る
- 自分を許し、自制心を取り戻す
- 運動でストレスを解消しよう
正しい知識を身につけて、行動していければ、意志力は鍛えることができます。
「やらない力」「やる力」「望む力」
この3つの力を鍛えて、意志力を高めて、理想の自分に向かって頑張っていきましょう。
いいじゃないですか、理想でも。
頑張る過程に意味がある、と僕は思っています。
頑張るからこそ面白い。
頑張ろうぜっ
頑張るって言葉が嫌いだったらゴメンなさい
ありがとうございましたっ