こんにちは。
- 何を選べばいいか分からない
- 選択肢が多すぎて決められない
- 選択肢を減らせばいいって言うけど、何をどうするれば簡単に決められるの?
このように思ったことはありませんか?僕はしょっちゅうあります。
そんな時に出会ったのが、『自分のアタマで考えよう|著者ちきりん』の本です。
僕はこの本の目次を見て、すぐ目に止まった部分がありました。
判断基準はシンプルが一番〜婚活女子を見習おう〜
婚活女子に見習う?
とてもインパクトのあるフレーズで、第5章くらいに書かれていたのですが、最初に読んでしまいました。
ここに書かれていたことが、有益すぎて、みなさんにも知ってもらいたいと思い記事にしました。
なかなか決められない人にとって、参考になる考え方だと思います。
僕は現在転職を考えているのですが、この考えを使って、ある程度就職先は絞れてきています。
それでは、始めていきます。
「判断基準が多い」と決められない
何かを選ぶとき、選択肢が多いと悩みますよね?
「選択肢が多いから、迷ってしまって決められない」僕もそう思います。
しかし、著者のちきりんさんが言うには、それは”間違い”だそう。
決められないのは選択肢が多すぎるからではない
決められないのは、「判断基準が多すぎるから」なんです。
例えば、レストランを選ぶとき、小さな町でさえ選択肢が何十もあるし、東京ともなれば星の数ほどレストランがあります。
その中からひとつの店を選ぶのが難しい理由は、レストランが多すぎるからではなく、レストランを選ぶための判断基準が多すぎるからです。
イタリアンもいいし、中華もいい、雰囲気もいいところ、価格もこれくらいまで、、、
一方、「昼食にかけられる予算は300円以内」という制約があるサラリーマンは、食事をする店の選択にほとんど迷わないでしょう。
忙しくて昼休みが20分しかないという人も、店選びには迷いません。
いくら選択肢が多くても、ひとつでも明確な判断基準があれば人はすぐに決断できるのです。
いくつも存在する判断基準は、すべてが同じ重要性を持っているわけではありません。
その時々で「今、もっとも重要な基準はどれなのか」ということを見極め、思い切って判断基準を仕分けてしまいましょう。
そうすると、決断することが一気にラクになりますよ。
婚活女子の2つの判断基準
多くの婚活女子は切羽詰まっているので、「顔も身長も収入も性格も、、、」と多くの基準に固執したりしません。
そんなことをしていたら美味しい餌はすぐに他の魚に奪われてしまいます。
目の前にいい餌が現れたらすぐさまそれをモノにできるように
彼女らは、「重視すべき判断基準」を2つまで絞りこみ
その2つの基準だけで即座に判断ができるように身構えています
その判断基準とは『経済力』と『相性』です
そして彼女らは、頭の中に次のような表をもっているのです。
もし経済力⭕️で相性⭕️の男性が現れたなら、彼女らは「即ゲット」するでしょう。
でも、なかなかそのボックスに入る人がいないので、多くの女性が熱心に婚活をしているのです。
次に、経済力は低いけれど、性格やライフスタイルなど相性が合う人は右下のボックスに該当します。
彼らに対する婚活女子の判断は「とりあえずキープ」です。
友達でいたいと思うタイプです
では、経済力は高いけど、いまひとつセンスやテンポが合わない人は左上のボックスに該当します。
彼らに対する婚活女子の判断は「つきあいながら考える」です。
え?って思いませんか。なぜ両者で対応方法が違うのでしょうか?
それは、彼女らにとって、相手に求める条件である「経済力」はコントロールできないからです。
「相性」は彼女らが歩み寄ることにより合わせることが可能です
つまり、彼女らは「経済力よりは相性の方が、自分の努力で改善できる余地が大きい」という合理的な判断をしているわけです。
さらに言えば、このふたつの基準の中の優先順位も明確であるということでしょう。
なお、経済力もなく相性も合わなければ、即座に「圏外」ボックス(左下)に入れられますよ!注意笑
様々な婚活イベントで目の前に次々に現れる男性を、婚活女子はこうやって迷いなく4つのボックスに振り分け、判断しているわけです。
「自分は何によって物事を判断すべきか」という優先順位の高い判断基準を明確化しておけば、決断が簡単になるという、とても分かりやすい事例です。
決められない本当の理由は?
上記で「判断基準をもって、優先順位をつけろ!」という話をしました。
しかし、「判断基準をもてない」という人はどうすればいいのか?
それは、「目標の姿を決めること」です。
婚活女子が明確な判断基準を持ち得ているのは、彼女らが自分達の「目標の姿」をはっきりとイメージできているからです。
そして、「その目標の生活を実現するためには、何が一番大事なのか?」ということを考え尽くしているからです。
反対に言えば、自分の将来の「目標の姿」が明確でない女性が婚活をしても、うまくいきません。
これは、転職を考えている僕にとって参考になる考え方でした。
「目標の姿」をイメージする。
将来どんな大人になりたいのか、、、
どんな仕事をしたいのか、、、
そもそもここがイメージできないと、判断できないですよね。
自己分析に近いところですが、ここで自分と向き合うことが大事です。
「土日休み」「勤務地」「営業職」…etc
僕もじっくり考え、判断基準をもって優先順位をつけていきたいと思います。
行動アイデア
それでは、あなたがすべき行動はなんなのか?それは
婚活女子を見習って判断基準を2つに絞り、優先順位をつけることです。
基準を絞るという話をすると必ず「現実は複雑なのだ。2つの基準だけで判断するなんて乱暴すぎる!」という意見が出てきます。
確かにその通りでしょう。世の中は複雑です。大事に思えることはたくさんあります。でも、だからこそ「その中で、もっとも大事なことはなんなのか?」という点を見極める必要があるのです。
そして、多くの選択肢の中から大事なものを見極めるためには、あえてシンプルな基準が必要なのです。
「あれもこれも」「あっちの利害もこっちの利害も!」と言っていたら、何も決まらなくなります。なにも動かなくなるのです。
そのことに気がつき、判断基準を絞り込んだ人だけが結果を得ることができるのです。
判断基準をシンプルに絞っていきましょ!
まとめ
- 決められないのは、判断基準が多いから
- 判断基準を2つに絞って、優先順位をつけていく
- 判断基準をもてない人は「目標の姿を決める」