あなたの生きづらさの”具体的な理由”分かりました【繊細さん】

HSP

こんにちは。

今回もHSPのことについて話そうと思います

僕は以前【「HSS型HSP」が生きづらさを感じる理由】という記事を上げました。

その中で、『自分を認め、共感しよう』と結論づけて述べました。

間違ってはいないのですが、なんか抽象的ですよね、、、?

その時は分かったような気でいたのですが、ある本との出会いが僕の悩み(抽象的)を代弁してくれました(具体的)。

それが『かくれ繊細さん|著者 時田ひさ子(フォレスト出版)』です。

目から鱗状態、、、。衝撃でした。

この本はかくれ繊細さん、いわゆるHSS型HSPについて書かれた本なのですが、僕にドンピシャ。書かれていること全てが共感できるんです。僕のために書いてくれた本ですか?と思ぐらい共感できて、無我夢中で読み進めました。

もはや感動しすぎて著者のファンになり、ブログを読み、メルマガまで登録しました笑😀

もしあなたが「かくれ繊細さん」ならぜひ読んで欲しい一冊です

すみません💦話が少し逸れましたが、今回は僕が感動した「生きづらさの具体的な理由」について伝えようと思います。僕の記事を読むと

  • 人と比べて自分はメンドクサイ
  • 自分の悩みを人に話しても共感されない
  • 自分でさえ自分のことを理解することが難しい

のような”生きづらさ”を感じる方にとって参考になるかもしれません。僕はこの理由が分かって本当にスッキリしました。早く気づけて良かったと思います。

この記事を読んでいる人にも共感してもらえると嬉しいです

「繊細さん」と「かくれ繊細さん」の違い

早く結論言えよ!って思いますよね、、、(僕もそう思います😂あとで述べますので、、、。)

ただ、その前に「繊細さん」と「かくれ繊細さん」について整理させてください。

イメージとしてはこんな感じです。「繊細さん」の中に「かくれ繊細さん」がいる感じです。

ちなみに繊細さんの見分け方としては(今のところの定義)

  • 考え方が複雑で、深く考えてから行動する
  • 刺激に敏感で疲れやすい
  • 人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
  • 些細なことにも気づく

「この4つのうち、1つでも当てはまらない人はHSPではない」と定義しています。(byアーロン博士)

この4つの特性すべてにおいて、繊細さんは、非繊細さんよりも幅が広いと言えます。

すべての感情が深くて濃いのです

そして、かくれ繊細さんは、強く、深く、濃く感じ取ったうえに、普通よりもかなり複雑に考え込みます。

繊細さん、かくれ繊細さんのどちらにも共通する特徴

  • 深くて複雑な内面世界を持っている
  • 創造的である
  • 意義深い人生の探究をする
  • 好きなことをしているときの集中力がすさまじい

といったことが挙げられます

かくれ繊細さんにだけある特徴

  • 周囲の目を強く気にする
  • 外部からの情報を必要とする欲求度が高い
  • 人がしていないことをしたがる
  • 飽きっぽいところがある

などが挙げられ、特に「周囲にどう見られているかを強く意識する」こと「外部の刺激をほしがる」ことです。

因みに僕は完全に「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」です

今でも自分が「かくれ繊細さん」だと気付いた時の衝撃は忘れられません

あなたは、かくれ繊細さんですか?調べてみると面白いかもです!

少し話が逸れましたが、これが「繊細さん」「かくれ繊細さん」の違いになります。

それでは本題の「生きづらさの具体的な理由」について話していこうと思います。「かくれ繊細さん」は特に共感できるのではないかと思います。

生きずらさの本当の(具体的な)理由

結論:「かくれ繊細さん(HSS型HSP)」のあなたにとって、はみ出した感受性が周りに理解されないからです。

この理解してもらえない、”もどかしさ”が生きづらさの原因です。

これから詳しく説明していきます。

その前に少し僕の話をさせて下さい

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僕は昔から「自分は人と何か違う」と感じていました

何が違うのかははっきり分かっていません

例えば、親に相談事や悩みを伝えたとき

「考えすぎだよ」「もっと気楽でいいと思うよ」「気にしすぎじゃない?」

と言われることが多々ありました

「自分は考えすぎなんだ」

ずっとそう思っていました。でも、あまりにも度が過ぎと、自分って「うつ?」か何かの病気ではないかと疑う時もありました。

就活生の時なんか、就職先が決ってない時、将来の不安でおかしくなりそうな時期がありました。

本気で病院へ行こうと思ったぐらいです。結局行かなかったんですけど、、、(明日行こうと思って寝たらその気が無くなった😂)

たぶん不安障害だったと思います。こんな風に自分って何かの病気なんじゃないかと疑ったと時が何度もあります。

でも、いまいちしっくりこない。どれも完全には当てまらない。

自分が「世間のことを何も知らない愚か者なのかもしれない」

と怖くなって、不安に押し潰されそうになります。

でも、結局考えすぎ、、、、なのか?と落ち着く。

でも、やっぱり人と何か違う、、、。病気でもない、、、。考えすぎ、、、。

とグルグル思考がループする感じです

なんなんだこれはーーーーー!

とずっと思っていたところに、『かくれ繊細さん(HSS型HSP)』に出会いました。

繊細さん(HSP)も自分に近いな〜と思ってたところに、HSS型HSPはドンピシャ。

時速160kmのど真ん中ストレート

これだった〜😳。衝撃でした。

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この記事を読んでくださっている方で、もしかしたら僕と同じように思っている人はいると思います。

だって20人に1人が「かくれ繊細さん」ですから笑

この「考えすぎ」「気にしすぎ」

これは「かくれ繊細さん」にとって、自分が言ったことを理解してもらえないというメッセージです。

では、なぜ周囲から理解されないのでしょうか?

それは、あなたが”これまでまったくどこにも分類されない、知られていない分類の人だからです”

そう、「かくれ繊細さん」です。

かくれ繊細さんは、一般の人たちと比べると、特別に複雑な思考回路を持っている変わった人なのです。

そして、かくれ繊細さんには生まれながらに持つ特性があるんです、、、

はみ出した感受性

この感受性の幅が一般の人たちと異なります

かくれ繊細さんの感受性の幅、感じ取る幅は、一般の人に比べてかなり広いと思われます。

かくれ繊細さんが日常生活でふと気がつくことに、周囲の人は気がついていないという経験をされることはありませんか?

人が言った些細なひと言の裏を読み取ったり、視線の向け方や態度の変化にいち早く気がついたり、人の表情の小さな変化から心の動きを察知したり、空気の匂いや場の雰囲気、かすかな音から様々な情報を得ることができるのが、かくれ繊細さんの特技です。

上の図を見てください

感受性の幅が、繊細さんと非繊細さんとでは大きく違うために、両端のはみ出した部分について、非繊細さんたちに理解してもらえない、という事態が起こります。

この両端の感覚とは、「善すぎる感覚」と「悪すぎる感覚」です。

善すぎる感覚 ・・・ お人よし、貢献的すぎる、対価に見合わない労働をする 

→ 「もっと利口になれ、要領よく生きろ」と批判を浴びる

悪すぎる感覚 ・・・ ネチネチ恨みがましい、人の欠点を見抜く、人目を盗む

→ 本気で人前に出したくない性質

かくれ繊細さんは、この両端のはみ出した部分を必ず持ち合わせています。

片方だけではなく、両方必ず持っています。そして

「はみ出した感受性」を非繊細さんは理解できません。

なので、かくれ繊細さんは非繊細さんに理解してもらえないのです。

非繊細さんにとっては、はみ出た部分の感覚そのものの存在自体を知らない、というレベルです。

図で言えば、左右にはみ出た部分が、非繊細さんには理解されないし、非繊細さんにはない部分です。

他人の目を気にする

そんな「はみ出した感受性」を持ったかくれ繊細さんはどうしているのか?それは

両極端のはみ出した部分を見せずに、非繊細さんと同じ長さの感受性だけで生きているように見せかけています”

そして、話しても分かってもらえないばかりか、はみ出した部分を見せてしまうと

怪しまれたり・怖がられたり・距離を置かれたり人としてどうなの?と批判される恐れもあるのです、、、。

かくれ繊細さんは、「人としてどうなの」ということにとりわけ敏感です。

「人のことなんて放っておけばいい」とか「自分が得するには、、、」などの利己的なことや、「『変わってる』って思われたくないから、ほんとは違うけど『うん』って言っておけばいいや」などの実態よりもよく思われようとすること、などを思いついては、打ち消すということを無意識に繰り返して、普通の人と同じようにしていると思います。

非繊細さんと同じにしようとして、非繊細さんの感覚と同じだけの分しかないように、自分の強くて深いはみ出した部分は封印して生活していると思います。

そして、何かを一番最初に気付いたとき

  • 自分の感じ方がおかしくないか確認する
  • 周囲の人たちが気付いてないかどうか様子を見る

のように周囲を観察していませんか?

「自分、はみ出していないかな?」「目立ちすぎていないかな?」とチェックしているはずです。

そうなると、結果、他人の目を気にして生きることになるんです。(他人軸)

では、どうすればいいか?

かくれ繊細さんが生きやすくなる方法

はみ出した部分を持っている人ができる最大限は、そのはみ出した部分を「これも自分の一部だ」と受け入れることだけです。

かくれ繊細さんの中には、「自分が変だから、普通にならなきゃ、、、」と、はみ出し部分を変えようと頑張る人がいます。性格を変えようとする人がいます。

しかし、はみ出した感受性を持って生まれてきた以上、はみ出した部分をなきものにすることは無理です。

はみ出した感受性を抑圧し、そぎ落とそうとして、非繊細さんと同じように生きよう、性格を変えようとした時に生まれるのは、「できない」という自己否定です。

かくれ繊細さんができることは、はみ出た部分も自分の一部だと受け入れる「自己受容」なんです。

これができると、自分を知ることができます。

ひいては、自己を完全に肯定することに繋がります。

そして、待望の「ブレない自分」がやってきます。これぞ、自分軸です。

まとめ

  • 生きづらさの原因は、「はみ出した感受性」を理解してもらえないから
  • まず自分には「はみ出した感受性」があると知る
  • そして、これも自分の一部と受け入れること(自己受容

僕はこれを知り、とても納得できました。

この感覚は自分にしかないんだ(非繊細さんにはない)

そう思えたとき、スッと楽な気持ちになりました。

これまでは、自分が変だと思って、ずっと自己否定に陥っていました。

でも原因が知れました。自己受容という対策も学びました。

正直、僕はこの非繊細さんが持ち得ない「はみ出た部分の感受性」を気に入っています。

だって、人より強く、深く感じ取れるんですよ?もはや希少性です笑

ただ、使い方には気を付けます。

著者の時田さんも言っておられましたが、全てさらけ出したら「確実に嫌われます笑」

腹黒い部分は程々に〜笑

思ってもいいけど、口に出さないようにしましょう。空気を読めない人になりかねません、、、。

僕はこの「はみ出た感受性」で人の気持ちを理解し、人に優しくできる人になります。

ありがとうございましたっ

HSP
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警察官を辞めて自分らしく生きると決めたヤツ。