警察官への不満15選【体験談】

警察官

こんにちは。

今回は題目のとおり、警察官への不満を僕の実体験をもとに伝えていきます。

最初に言っておきますが、

これは(警察学校を卒業し、地域警察官を3年経験した)僕が不満に思ったことをただ述べただけです。

僕の意見が全て当てはまるわけでもないし、僕の偏見だと思って下さい。

ただ、僕は警察批判をしたいわけではありません。😂

感謝もすごくしています。

僕が警察を辞めた理由は、以前の記事で書きましたが、「自分には合わなかったら。そして、純粋に違う仕事をやってみたい」そう思ったからです。

では、何故こんなことを記事にするのかというと、

  • 警察官に興味がある
  • 警察官を辞めて転職したいと思っている

この方々へ向けて、僕の記事が少しでも参考なれば嬉しいと思ったからです。

警察官の生の声ってあんまり聞かないじゃないですか…笑

僕自身、警察官の情報がもっとあったら良いのにと思ったのと、

転職理由を考える際、警察官の不満が言語化してあるものがあると分かりやすいと思ったからです。

※今思っている不満が転職理由に繋がるので😂

警察官になりたいと思う人、辞めたいと思う人、それぞれにとって参考になれば嬉しいです。

あくまで、僕の一方的な意見(偏見)ですので、参考程度でお願いします。😂

では、早速始めていきます。

15個もあるので、なるべく簡潔に述べていきます〜。

 



警察官の正義

僕はいつもこれに悩まされていました。

「この違反を取り締まって、本当に意味があるのか?」

そう思うことが、多々ありました。(特に交通取締)

結果的に事故を減らすことに繋がるから、”正しい”。

ルールを守らないやつが悪い

確かにそうなんです。

でも、

  • 善良な市民を取り締まっているだけではないのか?
  • これが警察官の正義なのか?
  • これが僕のやりたかったことか?

そんなことをいつもグルグル頭の中で考えてしまうんですよね😂

仕事と割り切ってやれれば良かったのですが、

いつも心のどこかでモヤモヤしたものが無くならない感じでした…。

「安定」「世間体」

  • 警察官って安定してて良いよね〜
  • 世間体もバッチリ
  • 辞めるのが勿体ない

このような言葉をよく耳にします

僕はこのような言葉が嫌いです笑。

裏を返せば

  • 安定してるけど、逆に「変化がない」ってことだよね?
  • 世間体って、周りの目を気にしてるからそう思うんだよね?
  • 辞めるのが勿体ない…何が勿体ないの?笑

僕の完全なる偏見で申し訳ありません笑。

とにかく、警察官=「安定」「世間体がいい」「立派」だと思われている、

このイメージが何故か嫌なんですよね😂

たぶん、ひとつ目の警察官の正義ということと関連してくるとは思うのですが、

市民の人を騙しているような気がして…(そんな事はないですからね😂)

逆に良い面で捉えると、安定していて(給料が良い)、世間体もバッチリですからね。

そこが人気のところでもありますからね、、、難しい。

結局、人それぞれってことですよね。

「偉くなった」と勘違いしている

警察官になったことで、市民の人たちより「偉くなった」と勘違いしている警察官が大勢います。

  • そんなに立派なんでしょうか?
  • 何故そんな高圧的な態度がとれるのか?
  • 特に何もしてないのに、何故そんなにも偉そうにしていられるのか?

僕はそう思っていました。

ただ、これはあくまで一部の人の話です。

教官が言っていました

先輩の中には「警察官=偉くなった」と勘違いしている人もいる。

皆には、そうなってほしくない。

警察官だからといって偉くもなんともない。

見習うべき人を間違えてはいけないよ。

どこの会社にもこういった人はいると思います

その中でも、警察官は、制服を着て「警察官」という立場になることで、偉くなったように感じてしまう人が多いのかなと思います。

仕事を自分でコントロールできない

要するに、働き方の部分で「裁量権が小さい」ということです。

警察官の仕事柄、通報があって(事件や事故があって)動くことがほとんどです。

だから、自分のペースでというよりは、相手に振り回される(通報)イメージです。

受動的といった感じでしょうか。

僕は、この部分がストレスに感じていました。

僕はマイペース人間なので、自分の仕事を自分のペースでやりたいんですよね笑

(本当に合ってませんね、僕に警察は、、、笑)

臨機応変な対応が求められる

特に地域警察では、初動対応が主な仕事となります。

初動対応とは、現場にすぐ駆けつけて最初の対応をすることです。

応急救護なのか、犯人確保なのか、聞き込み調査なのか、、、色々あります。

ひとつとして同じ現場はないんです

また、大きな事案も頻繁に起きるわけではないので、

いつ起きるか分からないというハラハラ・ドキドキした緊張感が常にあります。

経験を重ねれば慣れてくるとも思いますが、似たような現場はあっても、

同じ現場はないので、その時々の対応が大事になります。

大きな事案なら尚更、初動対応の重要度が増します。

僕は、現場で役に立たなかった(臨機応変な対応ができなかった)経験を何度もしています。

準備していれば、、、と思うのですが、予習しようにも(準備しようにも)『どんな現場か分からない』ので、イメージして行くことしかできません。

そして、そのイメージも外れたら、、、という感じで、”現場での対応力”で決まるんです。

少しあがり症のある僕には、厳しかったのかもしれません。

警察官という看板

これは以前の記事でも説明しましたが、プライベートでも警察官であることを忘れてはいけないということです。

例えば

  • 県外へ行く時は警察署に届け出る
  • 飲み会などで、仕事の話が容易にできない
  • 常に電話に出られるようにしておく

など、一般の人より自由が少し制限されているのは確かです。

頑張るほど仕事が増える

犯人を捕まえたり、違反者を見つけたり、困った人を助けることで、

(現場の対応の数だけ)裏付け捜査や書かなければいけない書類が増えます。

何を当たり前のことを言っているの?と思うかもしれません。

ただ言えることは、「頑張っている人」と「それほど頑張っていない人」の給料はさほど変わらないということ。

厳密には、給料は年齢と階級でほぼ決まります。

頑張って仕事している人ほど、休みを返上して書類を作り、

何もなかった人は普通に「休める」ということなんです。

頑張れば給料がめっちゃ上がるとか、早く帰れて休みが増えるとかがないんです。

僕の目からしたら、「頑張れば頑張るほど休みがなくなって、ラクしてる人が得をするじゃん。」と思っています。

この得というのは、プライベートの時間が増えるという意味です。

偏った考えなのは重々承知しています。

公人である警察官が、”損得”感情で考えるのはおかしなことです。

中には、警察官の仕事が楽しくてやりがいを持ってやっている人もたくさんいます。

ただ、僕はそこまでは出来ませんでした。

だから、”損得”感情が出たのだと思います。

正直、どこの会社でもそういった人や、そういった仕組み(歩合制でない)があります。

そこを批判したところで、何も変わらないので、「警察もそういった仕組みなんですよ」ということだけお伝えしておこうと思います。

三交替勤務が辛い

これは地域警察の場合です

三交替勤務とは、「当番・非番・休み」を繰り返す勤務になります。

簡単にいうと、

  • 1日半 勤務
  • 1日半 休み

といった感じです。

ただ、1日半ぶっ通しで仕事できるわけもないので、仮眠の時間があります。

でも、その時間にも事案があれば眠れないということもしばしば。

だから、当番の日は睡眠時間は短いです。

僕は3日に1回睡眠時間が極端に短いという生活を、この先何十年も続けるのは身体的にも辛いと思いました。

これはあくまで、地域警察の場合ですし、三交替勤務は休みが多いというメリットもあるので一概に悪いとも思いません。(人による)😂

若い人が雑務をやるという”風潮”

こればっかりはどの会社でもあるし、学生の部活とかでもよくあることです笑。

「ちょっとした雑用」や「最初に電話に出る」など、

いわゆる「先輩に仕事させない」みたいなものがあります。

僕は「変な風潮だなぁ」と思いながらも、

自分が2年目3年目になっていった時、結果的に後輩に押し付けていたりして、

自分もやっていることは同じだなぁと思いました。(情けない😂)

結局変わらないと思うので、若い内は”ちょっとだけ大変”と思っていた方がいいと思います。

事実をありのままに書く

これは、警察の書類関係で大事なことです。

警察の仕事って書類が多いんですよね

そして、そのほとんどが”事実をありのままに書く”ことが求められます。

簡単に書ける人(書類を上手に書ける人)は『自分が見たり聞いたりした”事実”をそのまま書けば良いんだよ』とアドバイスして頂くんですが、、、それが難しいんです。

慣れてくると、テンプレートみないた感じで、書くことを型にはめて作っていくんですけど、僕にとってはそれが苦痛というか、苦手でした。

創意工夫が要らないというか、オリジナルってものが邪魔になってくるんですよね。

「事実をどれだけ分かりやすいように説明できるか」それが重要であって、その書類が”良い書類”なんです。

外部の人や検察官が見た時に分かりやすい書類にする。

当たり前のことなんですけど、僕は作るのが下手で、時間もめちゃくちゃ掛かっていました。😂

潔癖症には厳しい

警察は検視という捜査もあり、死体を目にすることもしばしば。

さらに、ご遺体を移動させたり、解剖の捜査に参加することもあります。

また、警察官の仮眠の布団も共同で使わないといけません。

正直、潔癖症の人には厳しい環境だと思います。

耐人防護衣が重い

制服の上から装着しているやつです(地域のお巡りさんは皆着けてるはず)

これは地域警察の場合に限ってですが、普通に重いんですよ。

勤務中、ほとんど着ているわけで、慣れるまで相当しんどいです😂

いや、慣れないですね笑。

とにかく重いし、夏だと暑い。

着なくていい方法は、専務(刑事や交通部門など)になるか、警察官を辞めるかです笑。

耐人防護衣が警察官を辞める決め手になる人はいないと思いますが、

中々なストレスを感じると僕は思っています。

先輩の中には、「筋トレできてラッキー」と前向きに考えている人もいました笑。

車の運転がしんどい

これも地域警察の場合に限ってですが、いづれパトカーを運転することになります。

そして、パトロール活動があったり、現場に向かう時に運転することになります。

というか、一日中運転します。

相勤者と代わりながら運転するとしても、トータルして長時間運転することになります。

運転が好きな人にとっては良いのですが、

そうでもない人にとっては結構しんどいです。

パトカーの運転は、市民から見られている感覚があるので、非常に気を付けて運転します。

僕の体感的にパトカー運転は、私有車の3倍疲れます。

剣道・柔道が定期的にある

警察には武道というものがあります

警察学校時代に、剣道か柔道を選択して稽古することになります。

さらに、学校を卒業してからも定期的に練習があったり、警察独自の大会があります。

好きな人なら何の問題もないのですが、そうでもない人にとっては結構しんどいです笑

これも若手中心でやっていくことになります😂(20代の内はやらないといけない)

転職に不利

警察官で身に付くスキル(経験)は、

警察官の場でのみ、活かされるものだと思ってます。

例えば、逮捕術や剣道、柔道、無線の使い方、書類の書き方、取り調べ、、、

正直、これらのスキル(経験)が一般企業で活かせるとは思いません。

強いて言うのであれば、

(書類をたくさん書いた経験から)文章力がついたのと、

市民の方と接したことでコミュニケーション力が少しついたのかなぁと感じます。

ただ、これらのスキルが転職活動をする上で大きな強み(アピールポイント)にはなりにくいと思っています。

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以上になります。

少しでも参考になればうれしいです。

是非転職活動へ活かしてください!!🙇‍♂️📣

ありがとうございました。