こんにちは。
今回は、前回に引き続き「お金」をテーマに扱っていきます。
ずばり『貯金』についてです。
みなさんは、貯金をされているでしょうか?
世間一般では「お金を貯めておけ、貯金しておけ」と言われると思います。
正直、これもひとつの考え方なので間違っていないと思います。
僕もずっとこの考えが”当たり前”だと思っていました。
でも、メンタリストDaiGoさんの著書『「好き」を「お金」に変える心理学』を読んで、価値観というか考え方がガラリと変わりました。(前回同様、この本を引用させていただきます〜笑)
どんな考えかというと、タイトル通り「貯金はムダだ」ということです。
こんな人にオススメ
- なんとなく貯金をしている人
- お金を貯めたいと思っている人
- 株など資産運用に興味がある人
僕がこの本を読んで気づいたこと、勉強になったことをお伝えしていきます。
興味がある方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
「貯金」が大好きな日本人
日本人は世界で最も貯金が好きな国民だといわれています
家計の金融資産に占める現金・預金の比率を他の国と比べてみると
- アメリカ・・・約13.1%
- ユーロ圏・・・約33.0%
- 日 本・・・約52.5%
このことから、日本がいかに貯金しているかがうかがえます。
しかし、ここで面白いのが、どの国よりも貯金しているはずの日本人が、どの国よりもお金の不安を抱えているということです。
僕はこの事実を知って、「日本人の国民性が出てるなぁ」と感じました。
一番貯金してるのに、一番不安に思っている。
また、他のデータで
日本人の8割の人が「目的や使用用途がなく念のために貯蓄」をしており、4割の人が「人生設計(ライフプラン)を持っていない」
要するに、なんの目的もなくお金を貯めているってことですね。
本書の中で、この例を面白く表現されている言葉があったので紹介します。
”地図を持たずに金庫を抱えながら旅を続けているようなもの”
僕も、将来が不安だから貯金をしていたのだと思います。
でも、この例のように、何の目的もなく貯金しても意味がないということを知りました。
貯金で自信がつく=間違い
僕は、「貯金があると安心するし、自信がつく」とずっと思っていました。
本書でも『資産という目に見えるものは、すぐに心の拠り所となり、あなたに自信をもたらしてくれます』と述べてあります。
僕は、「やっぱりそうじゃ〜ん、貯金って自分に自信を与えてくれるよねぇ」と少し安心しました。
しかし、本書は続けて
『資産によって与えられた自信は、本物の自信ではないということです。』
僕「!?」
『資産があるから自信があるという状態に陥ると、人はお金のために働くようになります。』
僕「!?」
『稼いだお金が減らないように貯金を繰り返し、100万円、200万円など、ある一定の額まで貯まってしまうと、それを下回らないよう、無意識に思い切ったお金の使い方をしないようにリミッターがかかるようになります。』
僕「・・・」
図星でした。。。
僕は、100万円貯まった時にそれを下回らないように、次は150万円、もっともっと・・・と何の目的もなく貯金していました。
まさに、お金のために働いていたのかもしれん。
それに、資産を増やして得た”自信”だと、資産が無くなくなると失うものだし、お金が使えなくなるに決まってます。
僕は「確かに、、、何のために働いているんだ。お金を貯めて何がしたいんだ、、、?」
と考えるようになりました
そして、本書では”本物の自信”をつけるためには「自己投資を行うこと」と述べてあります。
『行動を起こし、新たな体験を積み、成功でも失敗でも動いたことによって得られる結果を体感することが不可欠です。
そうやって手に入れた自信は、仮に資産が目減りし、なくなっていったとしても、誰もあなたから奪うことのできない能力となり、自信の源となるのです。』
よし!自己投資しよっ。
「ただ貯める」が一番ムダ
お金を口座に預けたままにしておいても、それは通帳の数字の羅列にすぎません。
お金には、ここ一番という使うべきタイミングがあります。
例えば、大好きな歌手に会うのに1枚50万円のチケットが必要になるとします。
ここで会っておかなければ一生後悔するほどの好きなものであれば、1枚50万円のチケットの購入は浪費ではなく、将来のあなたのための投資になります。
ここで思い切って貯金を切り崩し、買うことができるかどうか。
その体験をするかどうか
この選択が1つの分岐点となります
もしここで我慢したなら、、、
お金を使わずに節約し、最後までお金を使わなかったとしたら、「いったい何のために我慢したのだろう?」ということになります。
お金を使って得られたであろう体験をみすみす逃し、その我慢して貯めたお金で、あなたはいったい何をしたいのですか?
チャンスはその時にしか掴めません
日本人の多くが貯金の常識に縛られ、お金を抱え込んで人生の終焉を迎えています。
コツコツと貯めたお金を使わずに、、、です。
こういう生き方(貯金がたくさんある状態)を、うらやましいと思いますか?
もう一度言います
お金には、ここ一番という使うべきタイミングがあります。
そのタイミングを逃さずに活かすのは、人生において貯金よりも価値あることです。
ただ使わないまま持っていることほど、ムダなお金の使い方はありません。
最後に
『貯金はするな!』これは、ひとつの考え方です。(盲信しないでね)
勘違いして欲しくないので、言っておきますが
「結婚式のために準備金を貯める」
「生活資金のために月〇〇円貯める」
など何か明確なやりたいこと、将来に向けた目標があって、その資金のために貯金をする場合は問題ありません。
ただ、貯めること自体が目的の貯金には意味がないということです。
貯金をするお金があるのなら、使ったほうがいい。
とはいえ、決してムダ遣いを勧めているわけではありませんよ。
まとめ
- 目的のない貯金はするな
- 貯金しても「本物の自信」はつかない 👉 大事なのは自己投資
- お金には、ここ一番という使うべきタイミングがある
貯金のためにチャンスを逃してはいけません
そのチャンスとは金儲けのチャンスではなく、あなた自身が成長していくためのチャンスです。
積極的にチャンスを掴んでいきましょ〜
チャンスの神様は前髪しか生えてないってやつですっ
ありがとうございましたっ