「めんどくさい」がなくなる。”明日やろうで別にいい”【おすすめ本】

書評

こんにちは。

最近、『「めんどくさい」がなくなる本|著者 鶴田豊和』を読みました。

僕はこの本のタイトルを見て、

「めんどくさい」がなくなる?最高じゃん!!

と思い、読み進めました。

すごい単純な気が…

正直、少しでも参考になる情報あればなぁと思っていましたが、

まさかの”目から鱗”。

共感しまくりで、僕のために書かれているんじゃないかと思うほどです笑。

さらに、読んで知った気になるだけじゃなく、

対策や行動までしっかり書かれています。

こんな人にオススメ

  • 「めんどくさい」思ってなかなか行動できない
  • 自分の意志が弱いからだと思っている
  • 甘い考えをしてはいけないと思っている

感情論ではありません

「めんどくさい」と思うメカニズムを知り、対策をしっかり取っていけば大丈夫なんです。

一緒に「めんどくさい」をなくしていきましょう!

内容等詳しく知りたい人は、是非本を買って読んでみてください。

オススメですよ〜

では、早速始めていきますっ



「めんどくさい」をなくす方法

なぜ何かを行動しようとする時、「めんどくさい」と思うのか。

まずは、そのメカニズムを知りましょう。

「やらなきゃ」と思う →いろいろと考えてしまう →「めんどくさい」と感じる

一般的に、「やらなきゃ」と思えば思うほど、

やりたくなくなります。

そして、「やらなきゃ」と思っていろいろ考えていると、

「めんどくさい」という気持ちが強くなります。

本当にその通りだね〜

例えば、『掃除をするのがめんどくさい』と感じる人の場合、

→「掃除をやらなきゃ」と思う

→いろいろ考えてしまう

  • どうせ掃除しても、すぐ散らかる
  • どうせ掃除するなら、徹底的にキレイにしたい

→めんどくさくなって、やりたくなくなる

◾️具体的な対策4つ

「やらなきゃいけないこと」を減らす

まず、普段の生活の中で、できる限り、やらなきゃいけないことを減らすことです。

多く人は、自分が本来やる必要のないことをやらなきゃいけないと思い込んでます。

例えば、

「皿洗いをやらなきゃ」→食器洗浄器を買う

やりたくないこと、得意ではないことは、なるべく減らしていきましょう。

「やらなきゃ」と思わないようにする

「やらなきゃ」という考えを「やりたい」とか「やってもいい」などに変えることができれば、

「めんどくさい」という気持ちがなくなります。

「やらなきゃ」という考えは、あくまでも主観です。

例えば、

文章を書かなきゃ→ 文章を書きたい・書いてもいい

と変更できます。

しかし、どうしても難しい場合もあります。

「朝、会社に行かなきゃ」とかです。

究極できないこともないですが、厳しいのが現実だと思います。

そんな場合は次の項目です。

「やらなきゃ」と思っても、いろいろ考えない

「朝、会社に行かなきゃ」と思ったときに、

  • 今日も会社で、あの上司に嫌味を言われるのかな
  • 今月のノルマはきつい
  • 同僚はどんどん出世している
  • もう会社やめたい

など、いろいろ考えるから、「めんどくさい」と思うわけです。

これは、僕も共感しました。

考えるから、めんどくさいんです。

だってどうせ、会社に行くんですから笑。

これはあくまで、「めんどくさい」と思わないようにするという意味で言っています。

転職のことを考えるのとは、また別の話ですよ〜。

工夫して、とにかく行動する

行動し始めれば、「めんどくさい」という感情は薄れます。

いざ始めてみると、「めんどくさい」という感情が薄まり、いつの間にか忘れていたりします。

例えば、「毎日筋トレをしたい」

→ 毎日1回腕立て伏せをする

この場合、「筋トレがめんどくさい」と思わないように、

”腕立て伏せ1回”という低いハードルを設定することで(工夫)、とにかく行動しやすくします。

1回やれば、2回、3回とやるかもしれません。

やり始めさせすれば、めんどくさいとは思いませんよね。

工夫して、とにかく行動です。

”考えること”が良いこととは限らない

一般的に、「考えるのは良いとこだ」と持っている人は多いでしょう。

しかし、そうした常識が正しいとは限りません。

ある研究結果によれば、人は1日に約6万回考えるそうです。

そのうち95%は前日または前々日と同じことを考え、

80%はネガティブな考えだと言います。

さらに心理学で、「ネガティブ・バイアス」という言葉があります。

これは、人はポジティブよりも、ネガティブなことのほうが、強烈に記憶に残りやすいということを示した言葉です。

よく考える人はネガティブなことばかり考えていて、

そして、記憶にもネガティブなことが残るというわけです。

これを知って、僕自身がまさにそうだと思いました。

あなた考え過ぎだもんね〜

そして、考え過ぎるからこそ、すぐ行動できないんだと思います。

  • 効率的にしたい
  • 最初から良い結果を出したい
  • なるべく完璧を目指したい

考えるから、いろいろめんどくさいと思ってしまうんですよね。

だから、行動できない。

→効率的じゃなくて、継続性を重視する。

→最初から良い結果なんて出ない。

→完璧じゃなくて60点でいい。

まずは行動してみましょう。

みなさんも、いざ行動したら、案外「めんどくさくなかった」という経験も多いのではないでしょうか。

あんたこそ、行動しなさいよ〜

…はい。

自分に甘くなるのは当たり前

「めんどくさい」と思って行動できない自分を責めていませんか?

人はなるべくラクをして生きたいと思う生き物ですから、人がダラダラするのは、自然なことです。

自分に厳しい考えをしている人ほど、自分に甘い行動をとる。

私たちがダラダラするのは、疲れているからです。

必要な休息をとっているだけです。

けれども、それに対して自分を責めて、自分に厳しい批判をすると、

より多くのストレスが溜まって、そのストレスを解消するために、さらなる休息が必要になります。

土曜日にダラダラした自分を責めていたら、ストレスが溜まって十分な休息がとれず、

日曜日も休息が必要になって、ダラダラすることになります。

そして、日曜日も自分を責めていたら、十分な休息がとれずに、月曜日に突入することになります。

結果的に、自分に厳しい考えをしている人ほど、自分に甘い行動をとるようになります。

自分を責めていはいけません。

必要な休息だったのです。

人間の生活には波があります。十分な休息が十分な活動につながり、十分な活動が十分な休息につながります。

まとめ

  • 「やらなきゃ」と思う →いろいろと考えてしまう →「めんどくさい」と感じる
  • いろいろ考えず、とにかく行動する
  • 甘い考えをする自分を許す

この本を読んで、

「明日やろうは馬鹿野郎」という言葉を思い出したのですが、

そんなに自分を責めず、

「明日やろうで別にいい」で良いと思います。

休みをとって、あまり考え過ぎないようにしましょう。

休みを取れば、人は自然と動きますよ。

…と無職の僕が、しばらく休んでみてそう思います。

ありがとうございました。

書評
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警察官を辞めて自分らしく生きると決めたヤツ。