人生の”やる気”スイッチを入れる方法【おすすめ本】

書評

こんにちは。

今回は「人生の”やる気”スイッチを入れる方法」についてお話します。

このテーマにしたきっかけは、最近読んだ本が影響しています。

『あした死ぬかもよ?|著者ひすいこたろう』

僕はこの本を読んで、

自分の人生に”やる気”スイッチが入ったというか、

このままじゃいけない、全力で生きよう。

そんな風に思いました。

一番学んだことは「”死”を覚悟することの大事さ」です。

何を言ってるの…?

そう思った方は、是非この記事を最後まで読んでもらいたいです。

あなたにも、きっと気づきがあります。

こんな人にオススメ

  • 最近やる気が出ない
  • チャレンジできない
  • 最近(人生に)刺激がない、動きがないと感じる

今回は、僕がこの本で印象に残った部分をお伝えします。

興味がある方は、是非本も買って読んでみて下さい。

あなたの人生を変える一冊になるかもしれませんよ。

では、早速始めていきます〜



命を完全燃焼させるためのスイッチ

「いつかやる」。あなたの「いつか」はいつですか?

江戸時代の平均寿命は、38歳前後でした。

縄文人の平均寿命は、なんと14.6歳だそうです。

当時は、乳幼児死亡率がとても高かったので、

このような年齢になるわけですが、

それを差し引いても、縄文人は平均31歳ぐらいの寿命だったそうです。

いまは31歳で亡くなったら、早死で不幸だと言われます。

だとするなら、縄文人はみな不幸だったことになります。

さらにいうなら、セミの寿命は地上に出てから1週間程度です。

これを聞いて、あなたはどう思いましたか?

この世界には、ただひとつの真実があります。

「生まれたら死ぬ」

ということです。だから、

死が不幸ではない

これには衝撃を受けました。

死が不幸ではない…確かに💡

僕は、死=不幸だとずっと思っていました。

でも、死は全員に絶対に訪れるものだから、

不幸という考え方自体がおかしなことなんだと気づきました。

(もし死=不幸なら、世の中の人全員が不幸になっちゃいますよね。)

じゃあ、「死」についてどう捉えればいいのか…。

それは本書にちゃんと書かれていました。

そこで、カミサマは、命を完全燃焼させるためのスイッチとして、

「死」を発明したのです。命を最大限に輝かせるために「死」(締切日)を創造したのです。

確かに、締切日があるから頑張れますよね。

夏休みの宿題、仕事の提案資料…etc

「死」があるから、人生を”頑張って生きよう”と思うわけですね。

さて、冒頭の質問です。

いつかやる。あなたの「いつか」はいつですか?

いつかやるの「いつか」を「今日」にした時、

あなたの運命が変わります。

そして、「いつまで」にやり遂げるか。

夢に締切日をもうけましょう。

僕も、心を燃やして頑張ろうと思います。

(出典:鬼滅の刃)

「私は死にません」と頭の中では思っている

上記で述べてたひとつの真実。

「生まれたら死ぬ」

そんなのみんな分かってるよ

そうなんです。みんな知っているんです。でも、

人は誰しも、頭の中で「私は死にません」という思いで生きています。

だから、「死ぬかもしれない」と思ったとき、

恐怖が現れるのです。

だからこそ、「私は死にません」という思いを早く消してしまったほうがいい。

人は死ぬものであると自覚することから正しい見方が生まれ、

明るい哲学が生まれるのだそうです。

僕は、本当にその通りだなと思いました。

「まさか、私にかぎってそんなことはない…。」

と思うんでしょうね。

僕も頭のどこかでそう思っている自分がいます。

でも、それは「死」を自覚していないからですよね。

だから、「いつか」やろうと後回しにして、

締切日をもうけずに、先延ばしにしているんだと思います。

そして、その「いつか」はずっと訪れることはない。

じゃあ、何で「死」を自覚できないの?

それは、「死」を考えるのが怖いからだと思います。

でも、逃げてばかりもいられません。

人の死を通して自分の死を見つめるのです。

だから、ペットが死んだときなども、子どもに「ワンちゃんは天国に行って、いつもあなたのそばで見守ってるよ」

などとごまかすのではなく、「生きているものはみんな死ぬのよ」としっかり教えるべきだと長老スマナサーラさんはいいます。

「死を見ない」というのは、「ありのままを見ない」ということです。

「自分の嫌いなところを見ない」という生き方です。

それでは自分に素直になれるわけがないんです。

嫌なところを見るのはつらいです。

できれば見たくない。

見て見ぬふりをしたい。

でも、そこを真剣に向き合って、”ありのまま”を見て、受け入れたとき、

あなたは、本当の意味で自分の人生を(素直)に歩めるのだと思います。

僕も「死」について、自覚できるように、真剣に考え続けていきたい。

人生で後悔すること

「90年の人生を振り返って唯一後悔していることはなんですか?」

これは、アメリカで90歳以上のご老人に聞いたものです。(アンケート調査)

このアンケートの結果、何と90%の人が同じ答えでした。

もっと冒険しておけばよかった

あの世には、お金も家も服も持っていくことはできません。

だから、この世で財産を失うことは、ほんとうの不幸ではありません。

では、この世の最大の不幸はなんでしょう?

それは、死が間近に迫ったときに、自分の人生に後悔することです。

しかし、それを避ける方法はたったひとつ。

死を真剣に見つめることです。

すると、自分の本心(本音)に気づくことができます。

かつてサムライたちが、あれだけ潔く、

情熱的に生きられたのは、「自分はいつか死ぬ身である」という事実から目をそらさずに、

「この命を何に使おうか」と、日々心を練っていたらからです。

死をやみくもに恐れるのではなく、サムライたちのように、

死を、ちゃんと「活用」しませんか?

”死は、生を完全燃焼させるための、最高の「スイッチ」にできるんです。”

さらに、”冒険”という言葉で、僕が印象に残ったものがあります。

できることをやる。それは、冒険とはいわない。

ムリだと1,000回言われても、やりたいことをやるのが冒険です。

『あなたは冒険していますか?』

そう問われている気がして、すごく胸が熱くなりました。

僕も、もっと自分の命を使って、冒険していこうと思います。

みなさんは今、冒険していますか?

まとめ

  • 「生まれたら死ぬ」というただひとつの真実がある
  • 「死」は命を完全燃焼させるためのスイッチ
  • 人生を後悔させないためには、死と真剣に向き合い、冒険する。

どう死ぬかとは、どう生きるかということ。

どう生きるかとは、どう死ぬかということ。

これらは表裏一体だと思うんです。

死ぬ覚悟ができた時、同時に生きる覚悟ができます。

「せっかくのこの命、尽きるまでに全力で冒険しよう」

どんな冒険がしたいかは人によって違います。

冒険が見つからないという人は、

死と真剣に向き合うところから、始めてみてください。

「死ぬまでには〇〇したい」

その冒険に締切日をつくり、命のスイッチを入れましょう。

僕も頑張りますっ。

最後にひとつ言葉を紹介して終わります。

死ぬ気でやれよ、死なないから。

by 杉村太郎| 出典『アツイコトバ』(中経出版)

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

書評
スポンサーリンク
警察官を辞めて自分らしく生きると決めたヤツ。