自分軸で生きていく。〜自己犠牲は続かない〜

思考・哲学

こんにちは。

今回は”自分軸”についてお話しようと思います。

なぜかというと、前回の記事で『今は警察官時代とは違い”自分軸”で生きている実感がある』とお伝えしました。

自分軸で生きている実感…?

すみません…この部分があまりにも抽象的でした。🙇‍♂️

そこで今回は、”自分軸”の考え方について深掘り、

さらに、この”自分軸・他人軸”という考えを仕事に当てはめていきたいと思います。

僕自身、この考え方に救われたところがあります。

”他人軸”から”自分軸”に変える

僕はこの考えのおかげで、以前より”生きやすく”なったと実感しています。

こんな人にオススメ

  • 自分軸と他人軸の違いについて知りたい
  • 周りの目ばかり気にしている
  • 今やっている仕事が”自分のやりたいことじゃない”と感じる

僕はこの”自分軸・他人軸”という考えを知った時、衝撃を受けました。

👨:お…おれは…自分軸で生きていなかった…ぐはっ。

大丈夫かい?

このことを知れたのは、『やりたいこと』の見つけ方の著者、八木仁平さんのブログからです。

以前僕のブログでも、この方の本を紹介しました〜🙇‍♂️

話は戻りますが、

今回は”自分軸”という考えを、僕の仕事の場面に置き換えて考えてみます。

では、さっそく始めていきます〜。

自分軸と他人軸の違い

自分軸 =自分の基準で生きている人

他人軸 =他人の基準、つまり他人の軸で生きてしまっている人

と八木仁平さんは定義しています。

自分のやりたいことを中心に生きている状態を「自分軸」。

周りの目を気にして、空気を読んで生きている状態を「他人軸」。

という意味です。

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具体的にどのような違いがでるのか、僕が特に共感した3つを取り上げます。

◾️使う言葉

  • 自分軸:〜したい、したくない
  • 他人軸:〜すべき、〜してはいけない

👉自分の内側から溢れたモチベーションで生きているか、外側から見て頭でグルグル考えた外発的モチベーションで生きているかの違い。

◾️判断基準

  • 自分軸:どちらが楽しいか
  • 他人軸:どちらが正しいか

 👉「自分が求めているのは?ワクワクするのはどっち?」

◾️仕事の意味

  • 自分軸:自分のため
  • 他人軸:誰かの期待に応えるため

 👉誰かの期待に応えるだけの仕事は続かない。長くても3年。

(参考:自分軸で生きてる人と他人軸で生きてる人の10の違いとは?

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僕はこのことを知った時、「自分はこれまで他人軸で生きてきたんだなぁ」と実感しました。

  • すべきことをする
  • 正しい方を選ぶ
  • 誰かの期待に応える

ずっとこれらが正しいと思っていました。

でも、間違ってました。それがモヤモヤとした気持ちの正体だったのかもしれません。

僕はずっと”他人軸”で生きてきた人間でした。

あなたは”自分軸”で生きていますか?

当たり前だけど、俺はずっと自分軸で生きてきたよ。

👨・・・・。

他人軸だと長く続かない

警察官時代、僕はずっとモヤモヤしていました。

自分には向いてない…。

この仕事じゃない…。

そんなモヤモヤがずっと消えず、でも、続けていれば何かが見えてくると思ってました。

でも、何も見つかりませんでした。

そんな中、この”自分軸・他人軸”の考えを知りました。

本当に衝撃でした。

この”モヤモヤ”の正体…それは自分自身の問題でした。

👨:俺は、自分軸で生きてない。他人軸で生きてるんだ…。

そう気づいたのです。

これまでのことを振り返ると

  • 警察官は人の役に立つ仕事
  • 世間的に見て公務員は安定
  • 警察官をやってたら、親族が喜ぶ

僕は、「警察官は人の役に立つ立派な仕事。公務員は安定していて、親も喜んでくれるし、警察官の仕事をすることは正しい。」

そう思っていました。

信じていた…というより、それが正しい選択だと思い込んでいたんです。

警察官という仕事が先にあって(正しいもの)、

そこに自分の気持ち(人の役に立ちたい、喜ばれたい)を無理やり当てはめていたんです。

そうです…周りの目を気にしていたんです。

世間体や親、いわゆる他人を基準にして、世間的に正しいとれるものに流されていたのです。

まさに他人軸の人生だね

自分の気持ちより、周りを優先する。

まさに”自己犠牲”です。

僕は、立派な警察官、自慢の息子を演じるのに限界が来たのだと思います。

まぁ、自分で勝手にそう思い込んでいただけなんですけど…笑。

これから先も自己犠牲を続け、楽しくもない仕事に残りの人生を捧げるのはしんどいと感じました。

だから、辞めました。

僕は3年間続けましたが、あのまま続けていてもいづれ辞めていたと思います。

これは僕の意見ですが、自己犠牲には限界があると思っています。

また、他人軸の考えで気づいたこともあります。

それは、他人軸の考えだと

結局”人のせいにする”といことです。

失敗しても「他人がわるい・環境がわるい」と、

全て周りのせいにしていました。

だって、”自分で決めたことじゃない”と心のどこかで思っているから。

ずっと責任逃れして逃げていただけなんです。

カッコわるいねぇ〜

これがモヤモヤの正体であり、

これをきっかけに、他人軸の考えから自分軸の考えに変えるようにしました。

警察官を辞める決断をしたのも、この時期だったと思います。

「何事も自分で決め、自分で責任を取る。」

警察官を辞めた時、”やっと自分の人生を歩める”そんな感覚がありました。

自分の人生だ。やりたいことやろうぜ!

目指す姿

  • 他人軸で仕事をするのはダメなことなのか?
  • 自分軸で仕事すると必ず成功するのか?

こういった疑問も出てくると思います。

僕は、正解なんて”ない”と思っています。😂

(ただ、自分軸で仕事をした方が後悔なく、楽しくできると思っています。)

では、僕たちは仕事をしていく上でどんな姿を目指すべきなのでしょうか

〜著書に面白い例え話があったので紹介します〜

仕事と同じ意味の『商い』という言葉があります。『商い』の本質は 『飽きない』ことです。

いくら人から感謝されてお金が稼げても、自分の興味のないことには『飽きる』。

自分のやりたいことだけやっていて時代に合わせていかないと、お客さんも『飽きる』。

自分とお客さんの両方が『飽きない』のが良い『商い』だということです。

自分が飽きないやりたいことで、どうやって人を楽しませることができるか考えるのが、本当の仕事というものです。

どれだけ人から求められている仕事でも、自分が辛ければ続けることはできません。

反対に、自分が「飽きない」仕事でも、お客さんに求められていなければ、ただの「趣味」になってしまいます。

自分と他人、どちらも「飽きない」のが、良い仕事の条件ということです。

バランスが大事ってことだねぇ

僕の場合、警察官がどれだけ人の役に立つ仕事であっても、自分がやりたいことじゃないので続けることができませんでした。

何を甘いことを言ってるんだ!理想論じゃないか!

そう言われても仕方ないです。

しかし、他人軸で選んだ仕事を、自己犠牲をしながらずっと続けていくことはしんどいです。

上記の例でいうと、僕はもう「飽きていた」のだと思います。

僕も「飽きない」し、お客さんも「飽きない」。

理想論かもしれませんが、そんな仕事を、いつかやりたいと思っています。

まとめ

  • 『自分軸』は自分の基準で生きている人、『他人軸』は他人の基準で生きている人。
  • 他人軸で決めた、自己犠牲の仕事は長く続かない
  • 自分と他人、どちらも『飽きない』のが良い仕事。

本書では、『他人に貢献したい人ほど、自分の「やりたいこと」を見つける必要がある』

と述べられています。

今は『自分の”やりたいこと”が先にあって、その”やりたいこと”が人の役に立つこと』を目指しています。

では、転職をした今、「自分の”やりたいこと”をやっているか」と問われると、

正直やれてないです。

しかし、警察官時代とは違い、”自分軸”の考えで仕事をしています。

だからモヤモヤした気持ちは無くて、『自分が目指している姿の最中だと思って、前向きに頑張る。』

そんな気持ちでいます。

まとまりのない話ですみません。

少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

ありがとうございましたっ

(参考:自分軸で生きてる人と他人軸で生きてる人の10の違いとは?