こんにちは。
今回は、マルチ・ポテンシャライトについて解説しようと思います。
僕がこの本に出会ったきっかけは
飽きっぽい性格について悩んでいた時に”マルチ・ポテンシャライト”という言葉に出会い、この本の著書でもあるエミリー・ワプニックさんの動画を見て、興味を持ったからです。
ちなみにこちらが動画になります⇩
この動画を見て「あ、自分はマルチ・ポテンシャライトかもしれない」と思い、こういう生き方もあるんだと思えるようになりました。
ちなみに、動画を見た後で本を読むと内容もスーっと入ってきやすいと思います。
この記事は、こんな人に読んでもらいたいです。
- 好奇心旺盛で飽き性な人
- やりたいことをひとつに絞れない人
- 転職ばかりしてしまう人
- 転職しようか迷っている人
大袈裟かもしれないですが、この生き方・考え方で人生変わるかもしれません。
僕はこの言葉に出会い、飽き性な自分を責めるのを止め、好奇心のままに好きなことに探究するようになりました。
自己肯定感爆上がりです
むしろ、こんな僕(マルチ・ポテンシャライト)はマイノリティー(少数派)であり、希少性の高い人材なんだと思うようにしてます笑
皆と違う
いいじゃないですか、僕は大好きです。
話は逸れましたが、僕がこの本を読んで印象に残ったことを伝えたいと思います。
マルチ・ポテンシャライトとは
まず、マルチ・ポテンシャライトとは何か、言葉の意味としては「マルチ(多くの)ポテンシャル(潜在能力を持つ)アイト(人)」です。
”様々なことに興味を持ち、多くのことをクリエイティブに探究する人”
のことをいいます。有名人でいうと
- ホリエモンこと堀江貴文さん(実業家、著作家、タレント、・・・)
- 本田圭介さん(プロサッカー選手、指導者、経営者・・)
- 星野源さん(歌手、俳優、文筆家・・)
がこれに当たるんじゃないかと思います
そんないくつも出来るの?と思いますが、多分マルチ・ポテンシャライトの人たちは好奇心のままに探究していっただけだと思うんです。
これがマルチ・ポテンシャライトの生き方です
ひとつに絞る必要はない
周りの人や親からこんな事を言われことはありませんか?
- で、結局何がやりたいの?
- で、お仕事は何を?
結構悩みますよね?だってひとつに決めれなくないですか?
将来なりたいものなんて分からないですよね、、、
ひとつに絞った答えを求められがちですが、ひとつのことをずっと続けることが正解・美学的な風潮はもう古いんじゃないかと思うんです。
ひとつのことを続けるのを否定しているのではありませんが、今後はマルチ・ポテンシャライトの人が活躍しやすい社会になっていくんじゃないかと思うんです。
そして、この本ではマルチ・ポテンシャライトの働き方についても説明されています。
マルチ・ポテンシャライトと言っても働き方は様々です
どれが自分に当てはまるか考えてみてください
因みに僕は1番です。この働き方が好きだと思います。
正直、この言葉を聞いてもイメージしにくいと思うので、学生時代の勉強に置き換えて表現してみると
- 総合学科などいくつもの分野を行き来して学びたい
- 学校や塾を掛け持ちして勉強したい
- 数学だけ重点的に勉強して、他の教科を程々に進めていきたい
- 数学→国語→理科→英語・・・など、ひとつひとつガッツリ進めていきたい
ちょっと例えが下手ですね、、、いい例えが思いつかなくて申し訳ありません💦
ここは飛ばして頂いて笑。とにかく
マルチ・ポテンシャライトの中でも人によってやり方が違うってことです
また、本書では多様性についても語られています。
どの程度の多様性が必要かは人によって違う
多様性を十分に持てば、様々なスキルやプロジェクトの間を程よい頻度で行き来できる。
プロジェクトを増やしたり減らしたりして、自分にとってほどよい多様性を実験しよう。
自分の許容範囲で、自分にしっくりくる方法を模索していく感じです。
ちなにに僕は、2〜3つのやりたいことを同時に進めていくのが好きです。
1つだと違うこをやりたくなるし(1日中同じことはできない、、、)多すぎるとパンクしちゃいます。
2〜3つ程を行き来しながら進めていく感じですね
皆さんも自分に合う方法を探してみてください
辞め時を知る
この本の中で一番印象に残った部分になります
今の僕にとって、この考え方が心に刺さりました。
転職しようか迷っている人(僕も含めて)は参考になる考えだと思います。
私たちは仕事が大変になっても投げ出したりはしない。私たちが辞めるのは仕事が朝飯前になったときだ。
”自分なりの終点”を知ること
マルチ・ポテンシャライトの場合、辞め時は目的を果たしたときです。
マルチ・ポテンシャライトの終点とは、その分野で必要なことは学んだ、達成した、概ねやり遂げたことになります。
終点に至る=終了について、世間の人たちとは考えが違います。
世間の人のいうに終了とは、学位を取得すること、ある道に人生を捧げること、定年を迎えるといった一目で分かる終点に至ることを差します。
しかし、マルチ・ポテンシャライトの人は目的を果たせば、そこで終了です。
自分なりの終点に近づくと、退屈になってきます。
その退屈は「そろそろ次に移れ」というサインだそうです
僕はこのこれを読んだとき
「あっ終点だ。今の仕事は自分の中で終点を迎えたんだ」と気付き、辞めたい理由がはっきりしました。
正直、仕事に関しては全く朝飯前ではないです笑
むしろ、分からないことだらけだと思います。
ただ、僕の中ではもうやり遂げたんです。これ以上今の仕事を続けても、自分が欲しいものは手に入らないと思いました。
終点だったんだ、、、
とてもスッキリしました
皆さんも少し考えてみてください
ただ、本書では注意点も述べられています。
- 「自分なりの終点」と「抵抗」を見分ける
- 「抵抗」とは、私たちの内側からわく、現状を維持しようとする力で、先延ばしや自己破壊的な行動を引き起こすことがある
- 「抵抗」と「自分なりの終点」は混同されやすい
- 見分けるには、身体の感覚に注意を払うこと。時間と共にサインがわかるようになるので、プロジェクトにとどまるべきか、新たな冒険に移るべきか決められる。
一時の感情で決めるのではなく、自分の目的を思い出しましょう。
たぶん答えが見つかると思います
辞めるのは根性がないからじゃありません
終点に至ったからです
自分なりの終点を知りましょう
まとめ
- マルチ・ポテンシャライトという生き方を知る
- やりたいことをひとつに絞らなくていい
- 自分なりの終点を知る