「やらない力」「やる力」「望む力」を鍛えて意志力をつける【意志力の科学】

書評

こんにちは。

今回は「意志力」について、お伝えしようと思います。

最近、「甘いものを食べない」と決心してもすぐ誘惑に負けてしまします。

そして、「明日こそは」と意気込むも、、、結局変わりません笑。

本などを読んでモチベーションを上げても、3日と続かず「自分を責める」の繰り返しです。

僕は「意志力が弱い」とずっと思っていました

そんな時に出会った本が『図解でわかるスタンフォードの自分を変える教室|監修者ケリー・マクゴニガル』です。

多くの人は意志力が弱いと感じていますが、意志力は鍛えることができます。

と著書で述べられています

意志力は鍛えることができる

もし意志力を鍛えることによって強くなれば、「甘いものを食べない」という誘惑にも勝つことができるのではないか。

僕は、この著書に「希望」を持ちました笑

こんな人にオススメ

  • 健康的な習慣が身につかない
  • 物事を先延ばしにしてしまう
  • 欲求を抑えられない

まず、意志力とは注意力や感情や欲望をコントロールする能力のことです。

そして、著書では、意志力には「やらない力」「やる力」「望む力」の3つの力があると述べられています。

僕はこの本を読んで、この3つの力の存在を初めて知りました。

この3つの力が「ある」か「ない」かで欲望に勝てるかどうかが決まります。

ということで、今回はこの3つの意志力についてお伝えしていきます。

この3つの力を鍛えて、欲望に打ち勝ちましょう。

では、さっそく始めていきます〜。

やらない力

意志力が試される典型的なケースは、誘惑に打ち勝つことでしょう。

ドーナツやタバコ、ラーメンなど、あなたを誘惑するものはたくさんあると思います。

そんな場面で問われるのが「やらない力」です。

”ノーと言うべき時にノーと言う”

”我慢する”

”衝動や欲求を感じてもすぐに流されない”

これらの力のことです

僕は「甘いものを食べたい」と思ってしまうと、我慢できません。

まさに「やらない力」が弱い象徴です。

では、どのような改善策があるのか。

本書の例をひとつ取り挙げると

『目の前の誘惑に負けないようになる』こと

人間は目の前の誘惑に弱い

ある実験では、オフィスにおいてキャンディの入った瓶をデスクの上に置かずに引き出しにしまっただけで、社員のキャンディ消費量が3分の1に減ることがわかりました。

つまり、あなたと報酬との間に

少しでも距離があれば、脳は自己コントロールできる状態に戻ります。

○目の前に報酬がある(ドーナツ) → ドーパミンが出る(脳)→ 自制心を失う(行動)

○目の前に報酬がない(・・・) → ドーパミン出ない(脳)→ 冷静に判断できる(行動)

自分の欲求を刺激するものがある場合は、目の前から隠してしまうことで誘惑を断ち切ることができます。

”目の前の誘惑には勝てない”

そう割り切って、目の前から”隠す”努力をしましょう。

やる力

「ノー」と言うだけが意志力ではありません

明日こそやろうと思いながら先延ばしにしていることも、意志力が強ければ、今日やってしまえるわけです。

そんな場面で問われるのが「やる力」です

面倒だと思いながらも、自分のやるべきことをやる力のことです。

僕は「明日から筋トレしよう、、、明日から甘いものを控えよう」と物事をよく”先延ばし”にしてしまいます。

では、どのような改善策があるのか。

本書の例を取り挙げると

『先のことは楽観的に考えてしまう』ということを知る

私たちは先のことを楽観視してしまうせいで、やるべきことを「あとでやろう」と思ってしまいます。

さらに、それだけではなく、「あとにやれば簡単にできる」と思いがちです。

○エクササイズの器具の調査

エクササイズの器具を購入した消費者に、その器具をどのくらいの頻度で使うと思かという質問をしました。

すると、ほとんどの参加者は楽観的な予想をしました。

ところが2週間後、実際にエクササイズを行った回数を聞くと、予想より下回っていました。

そこで、「次の2週間で何回エクサササイズをしようと思っていますか」と尋ねると、なんと前回の予想をさらに上回る回数を答えました。

私たちは「いま」よりも「あと」のほうが自由な時間があるはずだと勘違いしてしまうものなのです。

「あとで取り返せる」と思っているとしたなら、それは幻想に過ぎないということですね。

今より簡単にできるわけはありません

先のことは楽観的に考えてしまっている、ということを知るところからです。

そうすれば、”先延ばし”を少しは防げるのではないでしょうか。

望む力

「やらない力」と「やる力」、それからもうひとつ、自分が本当に望んでいることを思い出す力が必要です。

誘惑に流されそうになったり、物事を先延ばしにしたくなったりしたら、自制心を発揮するために自分にとって大事なモチベーションを思い出すのです。

このときに問われるのが「望む力」です。

僕が甘いものの誘惑に負ける原因としては、我慢した先の「理想的な体型」を強く思い描けてないからだと思います。

目先の利益に飛びついてしまうんです、、、

では、どのような改善策があるのか。

本書の例を取り挙げると

『望む力』を利用してやる気を出す

”あなたを強くしてくれるものは、何ですか?”

自分にとって最大の「望む力」とは、元気が出ないときでも強さを与えてくれる力のことです。

誘惑に負けそうになったとき、目標を諦めそうになったときは、いつもその力のことを思い出すようにしましょう。

<<「望む力」を生み出す3つのモチベーション>>

①どんないいことがあるか、考える

(例)それをすることで、今よりもっと健康で幸せになれると思いませんか?

②誰のためになるか、考える

(例)その行動は周りの人の助けになると思いませんか?

③だんだんラクになると考える

今はつらくても進捗の過程だと思えば、我慢する価値があると思いませんか?

僕も、上記3つを考えを持ってモチベーションを上げていきます。

甘いものの誘惑に対し「ここで我慢すれば、どんないいことがあるのか。そもそも、僕が目指しているところはどこか。」と自分に問いかけるようにして、「望む力」を強く持ちたいと思います。

まとめ

3つの力を鍛えて、意志力を強くしよう。

  • 「やらない力」で衝動や欲求に”打ち勝つ”
  • 「やる力」で先延ばしを”撃破”
  • 「望む力」で”やる気を出す”

この3つ力をバランス良く鍛えて、意志力を強くしていきましょう。

目先の利益に流されないために、自分の理想を常に思い描いて「望む力」を強く持つことが重要な気がします。

長期目線で物事を考えれるようになると、意志力もきっと上がると思います。

ありがとうございましたっ

書評
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警察官を辞めて自分らしく生きると決めたヤツ。