こんにちは。
最近仕事での悩みが多く、自分の仕事の出来なさに困っています。
特に、自分の言葉がまとまらず、自分でも何を話しているのか分からなくなる時があります。
報・連・相も苦手で、上司にはいつも
『何を言いたいのか分からない』
と言われ、自己嫌悪に陥るというループに入っています。
”言葉にできないコンプレックス”
僕は、この言葉にできないのは能力のせいだと思っていました。
僕にはコミュニケーション力が無いんだと自分に言い聞かせていました。
具体的には
- 考えても考えても、言葉にまとめることができない
- とっさに何か聞かれると、頭が真っ白になる
- 一人で決断する恐怖
- 「君の発言はわからない」と言われた時の自己嫌悪
しかし、これらの悩みを抱えている人は意外に多いということも知りました。
もしかすると、この記事を読んで下さっている方にも共感していただける部分があるのではないかと思います。
あなただけじゃいよ〜!
そんな時に下記の本に出会いました。
僕の悩みをそのまま”言語化”してあるようなタイトルで、即購入したのを覚えています。
今回は、この本を参考に、重要だと思ったことを3つ伝えていきます。
僕と同じように悩んでいる方は、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
本もオススメですよ〜
では、さっそく始めていきます。
言葉の花火を上げる
”思ったことがパッと言葉にならない”
”そもそもボキャブラリーが少ない”
そう感じる方も多いのではないでしょうか。
僕もそうです。
しかし、これらの原因は
言葉を知らないのではなく、浮かんでこないだけなのです。
例えば、
「30秒で、図形の名前を10個、声に出して言う」
皆さんはどれだけ答えられるでしょうか。
「正三角形、二等辺三角形、正方形、直角三角形、長方形、平行四辺形etc..」
ん、ちょっと難しいかも
途中、詰まりませんでしたか?
でも、小学生で習っている内容なので知らないことはないんです。
浮かんでこないだけなのです。
脳にインプットされた言葉が湿った花火のように、パッと閃かなくなっているだけ
では、どうすれば言葉の花火が上がるようになるのか。
それは、思い浮かんだものを声に出すということです。
具体的には、30秒でものの名前を10個言うというトレーニングをすること。
- 30秒で、花の名前を10個言う
- 30秒で、ヨーロッパのを10都市の名前を言う
- 30秒で、売れている小説家の名前を10人言う
なんでもいい。短い時間の中で、ものの名前がパッと浮かぶ訓練を繰り返す。
そうやって声に出すことで、言葉の花火を上げましょう。
僕も実践していきたいと思います。
”言葉の花火を上げる”いい表現だね〜
形容詞をなるべく使わない
”なんでも「やばい」「すごい」「おもしろい」で片付けてしまう”
僕自身、思い当たる節がめちゃくちゃあります。
「やばい」「すごい」これらの言葉って、すごく便利ですよね。
既に使っちゃってるよ…。
形容詞をいったん自分の中から消しましょう。
例えば、
みかんを食べた感想を「おいしい」と言うのを辞め、(※「やばい」も辞める)
- 柑橘系の匂いで、気持ちがリラックスしたました
- ビタミンCが豊富で、風邪を引かない気がしました
- 指が黄色くなって、みかんをたくさん食べていた子どもの頃を思い出しました
など、なぜおいしく感じるのか、どうおいしいのか考えて言葉にする。
では、どうやって形容詞以外の言葉を思いつくのか。
そのコツは3つあります。
「自分の五感」「他人の様子」「過去や思い出」から語る
①自分の五感
聴覚、味覚、視覚、嗅覚、触覚などの五感を使って表現する。
例えば、ホラー映画を観に行ったとします。
「おもしろい」「やばい」とつい言いたくなるところをグッと我慢して、
「鳥肌が立った」「ちびりそうになった」など、自分の身体感覚で表す。
②他人の様子
「一緒に映画を観ていた彼女は、ずっと目をつぶっていた」みたいに、
自分以外の人の様子を交えて表現する。
③過去や思い出
「私が過去に観た映画の中でも3本の指に入る怖さ」と、
自分の過去や思い出の中から探してくる。
こういうトレーニングを積んでいくと、自然に考えられるようになります。
形容詞を使わないと決めよう🔥
3つに絞る
なにかを得たら、3つ以外は捨ててしまおう。
僕の話になりますが、
僕は暗記が苦手で、人の話や会議の内容が全然覚えられません。
いつも上司に👨「前言ってたじゃ〜ん、聞いてなかったの??」とよく言われています。
メモを取るようにはしているのですが、見返しても分からないんです😂
メモの取り方にも問題があると思うのですが、、、
そんな僕に、活かせそうな内容が”3つに絞る”という考え方でした。
例えば、会議が終わったあと、
「この会議では何が話し合われたんだ?」と考えて3つにまとめる。
決まったことがあれば、それも3つにまとめる。
1つ、2つだと会議全体をカバーできないので、3つがいい。
それ以上だと覚えきれなくなる。
会議の内容を3つに絞って、それを暗記する。
これだけで次の会議の時に、
「前回の会議のポイントは、3つありました」と発言できる。
このように3つに絞って、覚えたり伝えたりすることが大事だということです。
確かに、全部を覚えようとしても無理ですからね…
僕もこの考え方を知ってから、3つに絞るということを意識するようになりました。
それによって、以前よりは話の内容を整理できて覚えられるようになったと思います。
僕自身、これからも実践していきます。
(このブログも”3つ”に絞って伝えるようにしています😁)
”3つ”を意識してね〜
まとめ
- 言葉の花火を上げよう👉思い浮かんだ言葉を声に出そう
- 形容詞を使わない👉「自分の五感」「他人の様子」「過去や思い出」で語ろう
- 3つに絞る👉3つ以外は捨ててしまう
最後に、
このことを知ったからといって、すぐに話が上手くなることはないと思います。
少しづつ、少しづつです。
繰り返し、繰り返しです。
(忘れた頃に読み返す。また思い出す。)
僕も実践していきます。
ありがとうございました。